【磯キャンのすゝめ】磯キャンプってどんな感じ?女性アングラーのトイレ対策にも最適】
沖磯でソロキャンデビューの巻
わたくしごとではございますがペン太…生まれて初めてテントを張って野営…キャンプをしました( *´艸`)!!
※私の中でのキャンプの定義=”テントを張る” でそこそこ成立
その記念すべき初キャンプのフィールドに選んだのは!!!
設備の整ったキャンプ場、ナドではなく…
“磯♡”
■沖磯釣行を少しでも快適にするためのご提案
瀬渡し船で行く沖磯釣り。
磯へ上がれば、そこは360度どこを見渡しても海!!!(場所にもよるが)
ビーチのように澄み渡った青い海♡…というより、多少渋めの濃紺な海ではあるが、それでも最高!!
そんな場所で釣りができるって、釣り師にとっては最高のアクティビティなのだ。
そう、沖磯で竿が出せるだけで幸せ…と皆口をそろえて言うのだが…
ついでに他の楽しみも、増やしてみませんか?
■楽しい磯釣り。その後には疲労が待っている。
前日に休みを取るなどして十分休息した後の出発ならまだマシだが、瀬渡し釣行で避けられないのが、ほぼ徹夜による “多大な疲労の蓄積”。
夕方からの磯泊まりや夜中の出船となると、釣行後の疲れは、そりゃ~ハンパなもんじゃありません。
遠征での帰りの車の運転は、睡魔との戦争となります。
この疲労レベルは、瀬渡しご経験者の方しか理解できないでしょう。
釣行中では、釣り師達に極限の眠気が高確率で到来します。すると釣り師達は、そのフィールド内で少しでも安定が良く、綺麗でマシな岩場を探して横たわろうとします。(一般人にとっては、横になれるわけもないゴツゴツして汚い岩場でしかない)
ペン太も、各磯でそういう経験をしてきました。
磯のキワで岩場に寄りかかり、ほぼ直立の(!?)姿勢で睡眠したこともございます。ビクッとなる(正式名称・ジャーキング)度に、海に落ちるのではないかとゾッとしつつも、再び入眠する…
そんな釣行を続けてきたペン太は、こう思うようになりました。
『そりゃ釣りが目的だけれども、もっと総合的に、釣行時間を楽しく快適に過ごしたい…』
そこで、辿り着いたのです。
―皆様。
もし次回、瀬渡し釣行をセッティングし、磯に長時間・もしくは磯泊まりの予定で行くようなことがあるならば…
YOU、テント張っちゃいなよ♡♡
沖磯キャンプへの誘い
■磯でテントを張って過ごしてみよう!
さあ、ここからは!ペン太の実際のキャンプ釣行の様子を、磯釣りに特化したペン太お気に入りの“ギア”もちょっぴり交えながらご紹介します(とにかくギア、と言ってみたかった)
初テント設営地は、平戸・土肥釣りセンターから瀬渡しされる、“鯨島の大”と呼ばれる大きな磯を選んだ。ちなみに左下の、九州のような形(?)をしている磯が、“鯨島の小”。これらは生月のすぐそばに位置し、毎週泊まり客が渡礁する人気の磯で、実際テントを張っている釣り客もよく見かける。
ここで参考程度に、ペン太が考える
磯キャンを楽しむための “最低限” 必要な磯キャンギア
を紹介しておく。
1テント
2LEDランタン
3カセットコンロ&燃料
4湯沸かし道具
5お肉
6お酒
7虫よけグッズ
※今回は大まかにご紹介するので、詳しい磯キャンギアについては、コチラをどうぞ。
【磯泊まりソロキャン】これさえ揃えておけば安心!沖磯釣りで磯キャンを楽しむための道具 “やっぱ持っていけばよかったァ…”とならない為に
■釣りキャンプではどんなテントを選んだらイイ?
さて、磯キャンプを実行する上で、まずこれがないとキャンプとは言えない、大切な磯キャンギア。
―そう、テント。とにもかくにもテント。
ペン太はキャンプなどとは全く無縁の人間だったので、テントは持たないし、無論設営したこともないワケで。しかも磯の上なので、ペグとやらを使わず簡単に組み立てられる代物を調達する必要がある。
更に、効率を求めるペン太が必要とする個人的なテントの条件は、以下の2点。
①設営・撤去に時間がかかってはならない
(船の回収にスマートに対応したい)
②竿ケースに入るサイズ、形でなければならない
(できるだけ荷物はコンパクトにまとめたい)
この2点をクリアするものが理想である。
① に関しては、結構沢山あるのだ。初心者でも簡単に扱える小型のポップアップテントは、ホームセンターで簡単に手に入る。
じゃァ簡単に条件クリアじゃん!と思うかもしれませんが、問題は ② の条件を満たすもの。
なぜかと言うと…
ポップアップテント系の多くは、収納時の形がこぞって丸形なのだ!(しかもそこそこデカい)
ですが、なかなか良いものが見つからない中、ホームセンターのメルマガで超偶然にもテントの特集が載っており、まさに探していたものがそこにはあったのだ!!
それがコチラ!!
引用元:コーナン オリジナル パッとサッとテント フルクローズテント
※現在取り扱い終了の可能性アリ
ここまで簡単なものは他にない。現在似たものを探しているが、なかなか見つからない。
※なんと同じものを見つけたので
【磯泊まりソロキャン】これさえ揃えておけば安心!沖磯釣りで磯キャンを楽しむための道具 “やっぱ持っていけばよかったァ…”とならない為に
をご覧ください。
この動画を見て、即ホームセンターへと走りました。
見た目は少々ポップだが、程よい空間、アミアミの小窓もつき、UVカット仕様。薄っぺらい代わりに軽く、磯キャンギアにはバッチリである。
まさに、折りたたみ傘。設営、超絶・簡単!
ただ、快適に過ごすためには底に敷物を設置する事が必須なので、テント用の、できれば厚手のフロアマット等を活用するといい。ペン太はマットの他にも、厚手のレジャーシート、寝袋で厚みを持たせ、対応している。(ナントそれも竿ケースに収納している!!)
ただ、注意しておかなければならないのが、ペグを打ち込むわけではないので、荷物など重しになるものを2隅~ほど設置しておかねば、吹き飛びます。
でも大丈夫。皆様磯釣りへ行くなら、
タックルバッグ・クーラー をお持ちのはず。それらをうまく設置しちゃいましょう!!
■磯泊まり時のテント内はこうなっています
ちなみに…猛暑の夏は基本、夜釣りがメインになってきて磯泊まりも増えていきますが…虫が多くなるのも夏。少しでも快適な磯キャンを求める方は虫対策必須。
普段、自宅でこういったものはあまり使わないのだが、アウトドアは別。
これがまた凄い。コナーズを吊るしている真下に、虫の死骸がどんどん増えていきます。(それも嫌だが)それホド効果があるってことです。
■磯キャンナイトはワクワクが止まらない
学生の頃行った、修学旅行や自然教室の夜のようなあのワクワク感って、大人になっても不変。磯での夜は更に幸福感が増します。
めっちゃお気にのランタンで灯りをともす自己満足的な喜び。
食いしん坊なペン太が もうすぐご飯にありつけるという楽しみ。
夜釣りでどんな魚が喰ってくるのかなというワクワク。
テントに引きこもり、自分だけの空間を楽しみ一人悦に入る。
疲れても休息できる場所があるという安心感…(コレ大事)
(以上、ペン太の頭の中)
時折満天の星空を見上げながら
海の真ん中の小さな島に、自分がポツンといるんだ…。
そんな瀬渡しでしか味わえない特殊なシチュエーションに、お酒を呑みながらどっぷり酔いしれるのです。(ペン太は夕方に渡礁すると即祝杯を挙げる)
■磯で焼き肉を食す
そして…磯キャン最大の楽しみ…いよいよその時がやってきます♡ 最近のペン太は、もはやコレのために磯釣りに行ってるといっても過言ではなーいッ!!(オィ!?)
それは…
お肉ゥッ♡
…ってことはやっぱりバーベキュウッ➚➚だよね♡♡
…と言いたいところですが、炭やバーベキューセットを磯へ持ち込むとなると大変な手間がかかってしまいます。
着火とかめっちゃ面倒!!!…ってゆーか無理!!
コレでは効率を求めるペン太の磯キャンからは大きくかけ離れてしまう…。
短縮できる時間は短縮して、釣りをする時間をも楽しみたい。
磯キャンの楽しみも、自身の釣果も両立し捗らせたい。
それをクリアできる万能アイテムは…!!!
ではなく…笑!!!
イワタニのやきまる君!!!
もう~ね、今までにも数回登場してきました、このやきまる君。
簡単に美味しく焼き肉がしたいならコレ一択ってくらい最高です。
強風でも関係なく使用でき、火力は申し分ナシ、手入れもめっちゃ簡単。
一度使うと本当に手放せません。ペン太の磯キャンライフに超超・必須アイテム。
ちなみに外道ではありますが、なんなら上の鉄板を取ってゴトクの上に直接やかんを置けば、湯も沸かせます。
(なのでジェットボイルやコンロ等、別途湯沸かし器をもっていかなくてもよいのだ)
そうするとそう、次は…
カップ麺を食らう喜びがあります。
ホットコーヒーを淹れる喜びがあります。
指先が悴むようなひと際寒い日なんてもう、この上ない幸福感を噛み締めることができます。
磯の上で経験できるこれらの喜びは、本当に他では味わえないものです。
■女性アングラーのトイレ対策に大きく役立つ!!
トイレ問題が常に立ちはだかる女性アングラーにとって、テントを立てることは、大きなトイレ対策になる。
隠れられる場所がなくても、少々広めの磯であればテントを設営・中でバケツを用いて用を足し、さりげなく海へ流すのだ。
特に “月のもの” の最中などにも便利だろう。(そんな中でも釣行を決行するタフな釣りガールには脱帽するが( ´艸`)笑
ただ、日があるうちは、透けなどあるテントの場合、影ナドに注意しよう。
若干セクシーなパフォーマンスのようになってしまう恐れがある。
釣りキャン・磯キャンのメリット・デメリットまとめ
メリット
・磯でお肉を焼いていただく幸せを感じる事ができる
・テントを張る事で安定して休息・仮眠が取れ、疲労困憊を避けられる
・急な悪天候の時、テント内で雨宿りできる
・テントがあれば釣りガールのトイレ対策になる
デメリット
・そこそこ広い磯に渡礁しなければならないので、あがる磯が限定される。
・テントが飛ばされないような対策が必要
・磯に上がったら四六時中釣っていたい!!!という釣りキチの方にとっては、磯キャンにかける時間がもったいなく感じる
・持ち物が増える
■磯泊まりのススメ
さあ、今回は “磯キャン・釣りキャン” についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
ペン太の初磯キャンは、テントにこもったり~焼肉したり~何をするにも始終楽しく、何よりテントで一息ついてから竿を出すと、いつもより更にリラックスして釣りができているように感じました(#^.^#)
皆様も、釣りライフを更に格上げしてくれるひとつの手段として、ちょっぴり取り入れてみるのも、良いかもしれませんね。
そこからまた色んな発見があるかもしれません。
次回沖磯釣行の予定がおありの皆様。
是非 “磯キャン” に挑戦してみては(^_-)-☆
※なお、お酒に関してですが、運転手ならば帰りの時間を考慮して飲み、酔っぱらって磯から落ちるようなことは絶対にないように、考えて飲みましょう※
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