【コロナと釣り】“釣りは許されるのか” 考察してみる(自粛地域掲載)
皆様こんにちは。九州オンナ磯釣り師・ペン太でございます。
さて…アイキャッチは魚ではありますが、どうしてもこの話題となってしまいます。
コロナウィルス―。
これは緊急事態宣言が出される少し前の話になりますが、とある釣りブログでこんな実態が顕わになっていました。
福岡から県外へ釣りに出た際、福岡ナンバーの車を目にした地元の釣り人から言われたそうです。
『福岡人(じん)は来るな』と。
感染数の多い福岡からウィルスを持ち込んでくれるな、ということです。
どう思いますか?
ひでーッ!!…と感じましたか?
ですが今このご時世、人の心理としては、当然なのかもしれません。
そのブログの方は、たまたまタチの悪い常連の釣り人(申し訳ないが)とかち合ってしまったのだろうとうっすら想像がつくが、その方だけに限らず、口に出さずともそう思っている人は少なくはないだろう。
そこで今回は、前代未聞の異常事態となった中で
『釣りへ行く』事に関しての考察と、
自粛要請の出ている地域のご紹介
等をさせていただきたいと思います。
ちなみに本記事のアイキャッチ画像は、以前の記事
でも触れた、『名村・再釣行の釣果(4月2日釣行)』写真です。
気の滅入る話ばかりなので、写真だけでも…と思った次第でございます。
蔓延するコロナウィルス “釣りは行ってもいいのか?自粛するべき!?” 現状は…?
冒頭でお話したのは、緊急事態宣言が出される”以前”の出来事。その時点ですでにトラブルが発生していたのです。
とすると緊急事態宣言が出ている今、いかに住民が敏感になっているかは、簡単に想像がつくでしょう。
まだ感染者が出ていない地域からすれば、宣言が出された地域の住民を入れたくない(政治的にも)のは当然の話なのです。
さて、ペン太の住む福岡。
宣言が出てから多少の外出が減ったのは事実です。大型施設や百貨店が休業した事はやはり大きな効果がありました。
ですが…開いている店には皆当たり前のように行きます。
休日の食料品店、特にホームセンターなんか人だらけです。
残念ながら、『皆出かけているみたいだし、私たちも大丈夫よね…』と、
『皆やってるから良いじゃん』 概念
という日本人に多い考え方と危機感の無さが良く滲み出ていると感じられます。
ですが8割の人がマスクをしているし、マスクをしていないとやはり顰蹙(ひんしゅく)を買いますし(私も100%そういう眼差しを向けます)
でもそんな中でもやはり、外出してしまう。これが現状なのです。
そして残念ながら、宣言が出された後、各地での釣りやレジャーも自粛の対象となってしまいました。4月の始めの時点では、キャンプも予約で一杯だったそうですが、今はどこも自粛・休業しているのではないでしょうか…。
それでは、気になる釣りに関してはどういう状態なのか?
まず、我らが聖地・釣具店はどうでしょう?
実は日曜日に某釣り具店へ行きましたが、入れ代わり立ち代わりに車が入り、ほぼ満車状態でした。
では、福岡県・糸島のとある漁港の様子はどうでしょうか?
家族連れからおひとり様まで、驚くほど大勢の釣り人が並んでいました。そこには、普通に遠方ナンバーの車も-。
この多さには、本当に皆で驚きました。
さて、お分かりかと思いますが…
こんな現状を私がこうしてご説明できるのも
顰蹙(ひんしゅく)覚悟ですが、私自身も外出し状況を目の当たりにしてきたからです。
ですが私の場合は、常にマスク・消毒・使い捨て手袋を駆使し(車に常備)、人と密接しない、外食は言語道断…など、他の人より抜かりなく対策はしていると自負しております。
使い捨て手袋は、釣りの帰りに魚を分けたりする時などにも重宝、あるとちょっぴり感心される
この日は、いい加減退屈で伸びていた Sさん Dさん Aさんと4人で、近場へ様子を見に行こう(できれば少し竿を出したい願望)と出かけたのでした。
(私個人は、この記事を書き上げるために各地の自粛の様子を把握したかったというのもあるが)
風も強く、写真の通り糸島は人が多かった為、結局は福島(県外だ)の気になっていたポイントを下見に行ったのですが、正直良いドライブになりました。
2時間ばかり竿出し(ルアー)してしまいましたが、皆気分転換になったようです。(S氏は2投目でキビレを上げビックリ)
都度釣り場に目をやりながら車を走らせておりましたが、各地には変わらず釣り人がおり、中には福岡や久留米、佐世保ナンバーなどの車も多くありました。
ハッキリ 釣りも当然自粛じゃ!!と言えればといいかもしれませんが、キレイごとは言えそうにありません。
宣言が出された後もこのような状況・感覚であることは事実なのです。
そしてこれはいくらか語弊があるかと思いますが
わたしは、釣りをすること自体は構わないと思っております。
釣りをする皆様はおわかりと思いますが
釣りって、現地では、他人との接触はないのです。(他の釣り客とツバを飛ばしながら喋れば別だが)
私たちが最も気を付けるべきは、釣りをしている最中ではありません。
その道中で寄る可能性のある釣具店・コンビニ。
更に、公共施設(トイレなど)の利用です。
地域をまたぐ釣行に関しては、理解がある人もいれば、
どんなにマスクをしてようが、感染地域というただそれだけで嫌な顔をする人もいると思います。
こんな宣言が出されている最中なので、地域をまたぐ釣りに関しては勿論自粛が基本だと思います。
そして、必ず守らなければならないのが
釣り禁止・自粛要請が出されている区域は絶対に避ける事(当然ながら地元も含め)
各釣具店には、トラブル多発の注意書きがなされています。コロナだけでウンザリなのに、人とのトラブルなんか以ての外ですね。
禁止地域への釣行は、とりあえずは解除されるまで、待ちましょう。
そして基本は自粛ですが、もし釣りに出る際は以下のことを必ず注意し、守れないなら自粛を選びましょう。
外出時に私が実践している対策の、釣りバージョンでございます。
※この記事はコロナ禍の釣りを推奨するものではありませんこと、ご理解願いますね。(一応記載。詳しくは免責事項へ)
●釣りの際中もマスクを着用
手作りマスクはいいが、これがないとよろしくありません
●外食は一切しない(自宅で作ったり、持ち帰りや出前を利用しましょう)
●道中で釣具店やコンビニへ入店する際は必ずマスクを装着し、他の客とは距離をとる。都度手洗い・消毒を必ず。(セブンカフェ等を利用する場合は、色々触る前後など気を付ける)
更に言えば使い捨て手袋を装着。
コンビニでマスク等のゴミは捨てない。
●もしくは、コンビニ等に寄る必要がないよう、各自飲食物の用意をして出発(そうすれば、誰との接触もなく釣り場へ直行できる)
●公共の場(トイレなど)を使わない
●ごく少人数で行く。大人数で集まったりしない。
●車内に消毒スプレー完備
手の消毒は勿論、セブンカフェ等の容器の飲み口などに吹きかけて使用。
あそこは不特定多数が触る場所なのだ。
こうして色々書きましたが、何度も言いますが自粛するに越したことはありませんし、自粛する方がはるかに楽です。コロナとトラブルを両方避けれるのです。
そしておそらく、自粛期間は延長されると予想します。
本当に前代未聞の大変な時期が到来してしまいましたが、もし息抜きしよう!と我慢できなくなった時は、細心の注意を払い、
とにかく人の迷惑になる行動・トラブルに発展するような行動(自粛地域への釣行、ポイ捨て、迷惑駐車、ダメ・ゼッタイ)だけは、絶対にないように。
これは通常の釣行の際も同様の事です。
私たち釣り人がまた気兼ねなく、気ままに楽しく釣りができるその日が来る事を
ペン太は心から祈っております。
釣りの自粛要請が出されている地域(福岡~長崎)
4月27日現在の、福岡を中心とした、我々釣り人のおおかたの行動範囲である福岡~長崎の自粛要請情報、また釣りに関連しそうな情報を
ペン太が把握し、掲載できる限りでお伝えいたします。(モチロンこれが全てではありません)
※この情報は常に最新のものではありません。最新の情報は、各都道府県等のサイトをご確認くださいませ。
※2020年10月現在、解除宣言の終了に伴い、すでに閉鎖されているページが多いようです
平戸市長から市民の皆様へのメッセージ(令和2年4月22日)
↑素晴らしい内容です。読む価値アリ。
呼子・加部島 釣り自粛のお願い (JAげんかい)
(まるきんHPへ飛びます)
市内漁港における釣り等の禁止について 糸島市
※5月20日をもって解除中
観光関連施設の利用制限 糸島市
※順次解除中
解除後のページはコチラ
↓↓↓
緊急事態宣言の解除に伴う公共施設の利用開始について
糸島に関しては今回記
事を書くにあたって調べて初めて把握しましたが、糸島は野北に限らず、全漁港禁止と記載されておりました。
ご存じない方多々いらっしゃると思います。(だから入れる漁港は大混雑)トラブル回避のためご確認くださいませ!!
漁港で広がる「釣り禁止」 ファンからは戸惑いも/西日本新聞
…”ファン”って何よ?
とにかく、福岡市・糸島市・古賀市・福津市・宗像市の漁港はほぼほぼNGです。
離島への渡島、瀬渡し当然NG。
海釣り公園系もアウト。
更に、潮干狩りも無断侵入が続出して大問題になっています。
…皆さん…なんだかんだあの手この手で遊ぼうとして、慌てて市や漁協側が対応していくような形になっていますね。大変だろうなあ。
とにかく禁止地域はダメだってば!もう、なぜ分からないんだ大人たちよ!
今年は美味しいマテ貝が取れませんな(涙)
4月29日追記
ハイ、出ました。コンビニのローソンが遂に対策を打ちました。
ローソン、トイレ・ゴミ箱全店で利用中止
ファミマも対策している店が多いですね。
セブンは今のところ見ていません。
最後に、少し。
私の所属する釣りクラブに、福岡の総合病院に勤務する看護師さんが在籍しており、先日 『ここだけの話なのですが…』と、現状をお話しくださいました。
医療崩壊とまではいわないが、病院はパンク寸前だそうです。
“通常の医療が全くできていない状態”であり、救急でさえも断っているような状況だそうです。
なので皆、なるべく外出しないでほしい、と訴えていました。
暗い話なので今まで黙っていたけれど…と。
医療従事者には本当に頭が下がるばかりです。
正直、終息にはまだまだ長い時間がかかると思います。
日本の誤った感染対策をカバーできるのは、私達全員ひとりひとりが意識し、自分の安全は勿論、大切な人にうつさないために行動することだけ。
今はそれが全てです。
国が払ったツケを、何故私たちの命を脅かしながら返していかなければならないのか。本当にあるまじきことなのですが
それを訴えてももう、どうしようもない。
コロナを恨んだってしょうがない。
志村けんは、帰ってこない。
皆でできる限り、自粛に努めて参りましょう。
【釣果】伊万里・名村はやっぱり釣れる!
気分転換に良ければ前回記事もご覧くださいませね~。
すでにコロナの件にも触れてはおりますが…。
ぺん太でした!!!
第二回緊急事態宣言に伴う釣り禁止地域はコチラ
【コロナと釣り】緊急事態宣言に伴う釣り禁止・自粛情報(福岡~松浦)
釣行時のコロナ対策はコチラ
【コロナと釣り】釣りへ行くときのコロナ対策まとめ~屋外だからと気を抜いてはダメ!
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