海の恵みに感謝しながらクロと戯れ美味しく頂く

【釣果??】平戸・瀬渡し・土肥釣りセンター ~的山大島周辺~

的山大島



前回の続きです。


Dとかめやへ行き、超コンパクトなダイワのルアーロッド・モバイルパック と、これまたダイワの新作リール・レガリス を買ってしまい、すでに3万近く使ってしまったペン太。(Amazonの方が安いのに…)
この後の食材買い出しに瀬渡し代に…。
趣味はのめり込むほどお金がかかります。


amazonなら2万で済んだのに、目の前にあるとすぐ手に取ってしまいます。




20時―。
副会長を拾い、まるきんにて会長メンバーのTさんと合流。
買い物を終えると毎度のごとく喫煙所でたむろしながら他愛もない話をし、(ペン太はノンスモなので副流煙を吸うことになります) 2台で出発。
途中トライアルさんにて、火遊びに必要なものを買い出します。ビールにつまみにお握りにお茶に…

何気にこの買い出し時が一番楽しかったような…。(遠足のお菓子500円分を買う時の気持ち)



日付は変わり土肥釣りセンター様に到着。

仮眠をとって着替えを済ませると次に気になるはやはり…どこに渡礁できるかという問題。
第一候補だった 鯨島の小 はすでに2組いるということでガッカリ。

今回は、風裏火遊びができて(足場が良い)、ついでにペン太のおトイレスポット考慮(ビールで利尿作用過多)をポイントに瀬を探します。
…といっても、優しい土肥の船長は、私が来ているのを把握すると、特に何も言わずともトイレスポットを考慮してくださるようになりました。

船長、感謝申し上げます!!



出船。


方向的に的山大島へ向かっているのがわかった。
久々に平戸の夜空を見上げ心地よさを感じていると 
エンジンが減速する音が響く。(それが聞こえると皆キョロキョロしだすという、釣りあるある発生)

早いな、ここが一カ所目か。どの組が下りるのかな、と様子を見ていると、

“ペン太のトイレ場所がどうのこうの”、という声が…


エッ…我々!?早!!!


…ペン太たちは急いで下船に入った。



降り立った磯は特に広いわけでもなく、釣り座には余裕をもって3人程、足場もそこまで良いというわけではない…という瀬であった。

だが後に、この場所がどんなにパーフェクトな風裏だったかが思い知らされることになるのだが。
土肥船長の判断はいつも間違いないです。

的山大島


早速、缶のプルタブをおこす3人(会長、副会長、ペン太)と
せっせと電気ウキをつけ、夜釣りの用意をするDとT。



ほろ酔いになったころ炭に火が付き、お肉を焼き始めます。

副会長が早く使いたくてウズウズしていたという、この火遊び器機で焼いたお肉…。

それは、もう。

めちゃくちゃ、美味しくって。

ビール、ぐびぐびになっちゃって。

今回はこれがメインなのです。釣りではないのです。



さて夜釣り組のほうは…エサ取りばかりのようで反応薄。

アッとゆうまに明るくなっていきます。

海の状況を把握するためペン太も少しルアーを投げてみたのですが…


浅ッ…!!

数秒で着底します。とりあえず四方に投げてみましたが、どこに投げても同じように浅すぎて。今回は諸事情もあり駆け上がり等をじっくり探ったり、というのは遠慮したかったので、フカセ組に任せます。

のちに聞けば、以前副会長が夜グロに引きちぎられた瀬ということで、ここは夜グロメインなのかもしれません。

的山大島の磯
重要なアサマに座り込むD


来たる、アサマズメ!!!




…なのですが、ルアー組のペン太とDは、静かな海を見つめ

フカセの御三方は、コッパグロと戯れています。

時折Tさんが、例会であれば検量サイズ、即キープの型の良いクロをあげていました。さすが。

そんな中、我が儘なペン太は心の中で ”船長からの電話まだカナ…” などと考えます。
ここはとりあえずバーベキューのために上がった磯なので、瀬替わりする事が分かっていたからです。笑



暫くすると…待ってました、船長から会長へ確認の電話。

聞くと、的山の沖波止に瀬替わりするとのこと。

そこは ”良いときは” 40オーバーのクロ、青物の実績も上がっているという、聞く限りはなかなか良い波止だ。




さァ、今からが勝負よ…!!
そんな思いを胸に、波止へ降りると……

的山大島
この上ない爆風


…とんでもない爆風でした。

先ほどの磯では『今日無風?』くらいのレベルだったのに
時折風圧で押されて落っこちそうなくらいの風が吹き荒れます。
先ほどの場所がどれだけ完璧な風裏だったかが分かります。
帽子は 服に止めるやつ(なんて言う?)必須か、かえってかぶらないほうが良い程。

それだけに、ルアーを投げると、追い風でぶっ飛びます(笑)
水深も適度にあり、探りがいがある。



ですが…

的山大島の沖波戸
鳥のフンで飾られた的山大島の波戸にて


…釣れない。


色々やってみたがアタリもない。


釣れなさ過ぎて次第に眠さ限界、白目をむき始めたペン太は、この広範囲のフンをうまくかわすように横になると、浅い眠りについた。
時折 ”ビクッ!!” となり、その都度転げ落ちるのではないか、という恐怖と闘いながら。



そうするうちに回収の時間に。


ルアーは惨敗。フカセ組は、検量サイズ(25㎝)クロがちらほら、副会長のド太い40㎝のイサキ一本の釣果にて納竿となった。


この後はお楽しみの 土肥ママの至福のおむすびを頬張ってから帰路に就きました。


釣果は非常に残念でしたが、久々の瀬渡しはとっても楽しかったです。




さてそれでは、今宵も磯に感謝しt……



…エ?何?なによ。
なんだよ、釣果カテなのに釣果ないンじゃん!!…ですって?


でも…ペン太は前回から書いていました。タイトルに。


『【釣果??】…』


ってね……



テヘッ!!!






最後に。

会長・副会長 !!
バーベキューの準備 本当にありがとうございました!!



※ちなみに、”的山大島” とは “あづ(ず)ちおおしま” と読みます。
まとやま大島 ではございません。

北風に強く、良いポイントがたくさんあります。
ペン太は48センチのクロを釣ったことがあります。(土肥に魚拓アリ)


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ペン太のプロフィール


プロフ
 

九州オンナ磯釣り師ペン太

福岡在住。
釣りからは対極にいるキャラだったはずなのに
釣り歴ウン年目になってしまった女磯釣り師。
防波堤から地磯・沖磯まで、場所を問わずフカセ・ジギング・エギングを楽しみまくっている。
無事船舶免許取得。