【釣果】佐賀・地磯・トリカ崎の現在の様子は…?
これはアツいぞ…!
もう、アツすぎる…!!
…夏が。
釣果がアツい、の ”アツい” を連想した方は、完璧な釣りキチですね~ワハハ!!
お久しぶりです皆さま。
九州オンナ磯釣り師・ペン太でございます。
今年もやってきてしまいました…暑さ厳しい、釣りに厳しい時期が。
爛れるような暑さの中釣りをしていると、“…もうコレ、海へ飛び込んでしまってもイイかな?”…という気持ちに苛まれるのは、きっと皆様同じだと思います。
ペン太の顔下半分はすでに真っ黒です。
グラサン焼けでございます。
皆さん釣果どうですか~~?
釣れてます?
今回はですね~。このブログでおなじみ、ベテラン釣り師のSさんが昔通いに通っていた地磯の釣行をご紹介しようと思います。
その地磯とは。
―トリカ崎。
いつも話題には出ていたんです。
そこは当時、クロやらチヌやら、鯛、そして青物がバンバン入ってきて、超絶釣れていた、と。
でも原発が止まってから釣れなくなり、もう10年ほど行っていないんだ、と。
なので必然的にぺん太も行ったことがなかったワケだが、遂にこの日、あのトリカ崎へ行くことになったのだ。
さて、現在のトリカ崎は、一体どうなっているのだろうか…!?
釣行日:7月14日 中潮 釣行先:佐賀・トリカ崎
釣れていた場所だとは散々聞いていたが、道のりが ”少々” 険しいというのもまた、よく聞いていた。
―その通りであった。
高所恐怖症のペン太にとってゾッとするような崖を通る羽目になった。
しかも、一番危ない崖の箇所に限って足場が最強に狭すぎるという(笑)
ホントに、
一歩踏み外したら転げ落ちて色んな部位を打ちつけてこの世からグッバイ
みたいなとこである。いやホントに。
『ホントあぶないから気をつけないかんよ。落ちた人たくさんいるから。』と、Sさん。
ゾゾーッ。
オマケに午前中まで雨だったため滑りやすく、危険極まりないのなんの。
勿論、そんな中写真を撮る余裕などなかったので、崖の写真は割愛。
崖を過ぎると
磯が広がります。一旦心安らぎます。
更に進んでいくと、なんだかホラーに出てきそうな、ヘドロの水たまりのようなものがたくさんあります。興味本位で水たまりを凝視してみると、謎の生物が数万匹レベルでうにょうにょ動いています。
この後も崖的なものはあるが、ここはしっかり足場を確認しながら行けば大丈夫。(磯靴を履いている前提だ)
こういった険しい場所へ来るたび、ったく自分は何やってんのかな…と。ふと、我に返るといいますか。こんな危険を冒しながら釣りをしている自分を第三者目線から見てしまう、といいますか。
そんな気持ちになってしまうペン太。
上の写真では見えないが、この左側にも釣り座が広がっている。この日はエギンガ―がお一方いた。
釣り座に到着すると、感じの良い潮目が広がっていた。雰囲気は抜群だ。
今回もDとペン太はフカセ、エギ、ジグの三刀流。
Sさん、Fさんはフカセ。
まずはSさん、フカセでクロが釣れていた。しかも、フツ~に、足の裏サイズが。型もふっくらして良い。
生月瀬渡しでも渋いときは釣れないサイズが、普通に釣れている。
へェ…すごいじゃん。
滑り出しはなんだか良いカンジであった。
実はポイントへ着く前にSさん、トリカ崎常連の古い釣り仲間に電話をしていた。
するとその方はついこないだも釣行したらしく、その時は 3回デカいのをかけて、どれもブチ切られたそうだ。
Sさんは『やはり鯛かもしらんな』と、話していた。
おるとばい、と…。
そりゃ、以前はトリカで鯛を良く釣っていたというけれど!
まあ、数年ぶりに来て、そう簡単に釣れるワケ、ないし!!
黙々とキャストを続けながら、ペン太はそう考えていた。
魚の反応がない中、時折他の仲間に目をやってみる。
隣のSさんは、結構手前を狙っているようだった。
潮は緩やかに右へ。いかにもクロが喰いそうな流れだ。
しばらくすると突然、ドラグの音が聞こえた。
ぺん太かと思って手元を見たが、全く違った。
―Sさんだ。
止まらぬドラグの音。
ウソだろ、こりゃデカい…!!
ゆっくり横に走り、青物の可能性も十分ありそうなヒキにも見えた。
ペン太がタモ入れに向かう中、Sさんは魚の走りに合わせて右へ、左へと竿を傾けながら、ゆっくりと落ち着いて、手前に寄せていく。
本当に丁寧にやり取りし、
見えてきた巨体は…
…なんと鯛だった。
こりゃタモ入れ失敗したら後で何を言われるか分からんぞ…!!と、ペン太は必死になって鯛を掬う。
すぐにペン太の腰に装着していたメジャーで測ると、ちょうど60センチ。
た、たまげた…。
本当に大物のタイが釣れるなんて…。
しかもあんなに手前で。
ペン太はクロばかりで他に釣果はなかったが
イカは回ってきたし、Fさんは大物バラシが2回。
Dは20センチほどの小鯛を2枚に、オコゼ。
更に本日の同行者Hさんは
50センチのチヌをゲット。
ペン太はトリカ崎のポテンシャルに感動した。
あの崖がネックにはなるが、また必ず行こう。
ペン太も大物の鯛に出会いたい!!
最後に、ご注意だけ。
皆様も、トリカへ行く際は細心の注意を払ってくださいまし。
トリカだけでなく、危険な場所全般に言えることですが、例えばひとつ細かな例を挙げさせていただくと。
大きな竿ケースを肩や背中にしょったまま障害物が多いところや不安定な道を通るとき。
崖の下りの時なんかは特に危険で、岩場等に引っかかってつんのめり、その反動で落下や転倒につながってしまいます。そういった場所を通る際は、前に倒して抱えて持つなどして十分注意を払ってください。
そして何度も言うように、磯靴は、大・前・提!! 必須です。
釣りも含めアウトドアは、安全第一です。
皆様どうぞ、お気をつけて。
今宵も磯に感謝して。
ペン太でした!
はじめましてー^_^
若かりし頃に数度行ったトリカ崎が懐かしくてコメントさせて頂きました!女性ながらにあそこに行かれるとは尊敬します
あ、これいつか死ぬ、、と思って30年ほど行ってませんw
加部島や鷹島あたりまでは行くのですが。佐賀は沢山の釣り場と素晴らしい景色で大好きです
クマ 様
はじめまして、ペン太です
ブログに足を運んでくださり、かつコメントを頂き 感謝感激でございます
更に 記事をお読みいただき過去を懐かしんでくださったとのこと、そのきっかけとなる事ができ とっても嬉しく思います。
ウフフフ、ええ、おっしゃる通りですね。少し気を抜けばあっけなく死んでしまいそうな場所です
一人で行っては絶対NGなポイントだと思いますが
今回の釣行の帰りにも、おひとりで来た釣り人と崖手前ですれ違いましたので…結構いるのですね…
何かあったらどうするのだろう、と思います
アブネー。
30年程前のトリカでは何が釣れていたのか、気になります
もう1ヶ所険しいポイントを知っておりますが、トリカの方が嫌いです 笑
加部島・鷹島良いところですね~
先日は呼子あたりで遊びました。赤灯台と、波止の新波止。無釣果でございました 笑
あぁ、長くなってしまいました
また気が向いたときにでも、ブログを読んでやってくださいませね!!
ありがとうございました!!
ペン太
場所はわかるんですが駐車場はどこに止められましたか?
まさまさ 様
サイトをご覧くださりありがとうございます。
今はどうなっているか分かりませんが、皆様 だいぶ手前の田んぼ沿いにある空き地に停めてあります。(右側)
そこから気合いで歩き、険しい道を超えます。
十二分にお気をつけくださいませ!!
ぺん太
2年前の記事に失礼します。
トリカ崎って恐怖ですよね😅
たまに落ちそうになったり……
エギングに行った時に大きな魚の当たりがあったんですけど、針はずしたことがあって、ジグにかえるも、それっきり当たりが無くなった時はショックでした😣
まず、家にタモ忘れてた時点でどうしようもなかったんですけどね…笑
@しろ
しろ 様
初めまして。お返事が遅くなり申し訳ございません。
でもコメントを頂いたその日に!きちんとお読みしておりますよ!!
メッセージとっても嬉しいです(^^♪
トリカ怖いですよね本当に!この記事を書いてからまだ行っておりません。
凄い、エギにですか。やはり大物がアタってくるのですねあそこは…!興奮しますね…!!
でもタモがなかったのですね!笑
もし再び忘れた際には大声で『タモォォォッ―!!!』と叫んでみてください、もしたまたま私が近くにいれば、タモ入れに走ります( ´艸`)!
何にしろ、本当に、十分にお気を付けくださいませね。
そして大物の釣果を、お祈りしております。
メッセージありがとうございました(^^)/
ぺん太